CDにはんこを押したい人のための、マスキング用ケースです
これは、「A4CDケースを使いたい人のための話」ではなく、「CDにはんこを押したい人のためのサポート案」です。CDの盤面にはんこを押す際、
はんこがうっかりCDの端にかぶさって押印してしまった場合は
CDのふちにインクが付着してしまうことになります。
その状態は多分どう考えてもCDに悪影響であるため、避けるべきと思います。
なので、「CDにマスクをかぶせて、はんこのはみだし押印を防ぐことはできないかなあ」と考えてました。
そこでA4CDケースです!
A4CDケースのジャケット部分に、
CDよりひとまわり小さいサイズで穴を開ければ、
マスク的に使えるのではないかと考えました。
というわけで作ってみました!こんなかんじです。
くりぬき部分をカッターでくりぬいて、折ってみるとこんなかんじ。
CD-R入れてみるとこんなかんじ。
はんこマスクテンプレ
折るためのpdf
*はんこマスク 折り方pdf 内径46mm用pdf_hankomask46.pdf (14KB)
*はんこマスク 折り方pdf 内径23mm用
pdf_hankomask23.pdf (14KB)
イラレデータ
*はんこマスク イラレデータai10o_hankomask.zip (312KB)
Illustrator10です。
はんこマスクテンプレの使い方
<手順1>印刷する
テンプレpdfを開いて印刷してください。<手順2>くりぬく前に折り目を付ける
A4CDケースの通常時の折り目の付け方と同じように、CDを用意して、折り目をつけてください。
この時、表裏は関係ないので、表からでも裏からでもどちらでもいいので折り目を付けてください。
<手順2>くりぬく
灰色の部分をカッターでくりぬいてください。灰色の部分が残らないようにちょっと外側めにくりぬけば大丈夫です。
くりぬかれた灰色の部分は使わないので捨てていいです。
<手順3>マスクケース用の特殊な折り込みを事前に済ます
A4CDケースと違って紙左上部のフラップが邪魔になるので、紙左上部のフラップを折り込むための折り目つけをやります。
この画像↓でいう、左上の太い点線の部分が、もとのA4CDケースとは違うところです。
こんなふうにします。
まず左上の頂点を、ジャケットの天になる線に交差するように折ってください。左上の頂点からジャケットの天になる線に対して半分になると思います。
↓
そしたら次は、さらにその部分を半分にします。
ジャケットの天になる線に対して半分です。
↓
こうなればOKです。
このフラップ部は切ってしまうという手段もあるのですが、
切るとそのぶん、CDを出し入れする際にひっかかる紙の端が増えるということにもなるので、
今回は折り込みにしました。
<手順4>整形する
今こんな状態になっていることかと思います。[f:id:A4CDcase:20131126113823:image]
ここまできたら折ります。
印刷した紙と折り目を見ながら、数字の順に折っていってください。
使用上の注意
インク吸収作業について
はんこを押した後、インクの乾きを促進させるための吸収・拭き取り作業は、マスクケースから出す前に行っておいたほうがいいと思います。マスクケースからCDを出す時にどうしてもマスクケース自身と接触しますので、先に吸収しておかないと印面が汚れます。
マスク部の増減について
押印する部分が多くないのであれば、Illustrator用ファイルを編集してマスク部を大きくとっておいたほうが何かと便利です。
この線を右下に向けて引っ張れば、マスク部を拡大できます。
マスク部が大きいと、
はんこを持ち替えして違うはんこを持つときなどに、
「よそ見しながらCDを触ったら
そこが押したばかりのはんこ部分だったので
指にインクが付いてしまったし印面も指紋がついて汚れてしまった」
というような不幸な事故を減少させることができます。
編集してマスク部を増やしてみた例。
こんなふうに、最初から「デザインに全面を使うのではない」と予定が決まっているようであれば、
マスク部を多めに取って印刷しておいたほうが不幸な事故の予防になります。
マスク部は大きければ大きいほど事故防止に役立ちます。
多く取っておいて損することはありません。まじオススメです。
耐久性について
印字できる部分はカッターくりぬきなので、CDを出し入れする時にひっかかってしまうことがあります。
それが原因で紙が弱まってくると、ひっかかる率が更に高まります。
弱まり具合が気になったら適宜作り直してください。
0 件のコメント:
コメントを投稿