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量産に対する工夫: 工程の分業

2018.5.7-
何十枚と印刷して量産する時のこつを書いておきたいと思います。
「一個一個組み立て完成までやっていく」行為が苦ではない人はそのままでいいんですが。
何十枚と印刷して何十枚も組み立てる場合「終わりが見えない…」「こんなに頑張って折ってるのに、いっこうに紙が減らない…」「なんで自分で組み立てるケースやろうなんて選んじゃったんだろう…」と後悔することもあるかなと思いました。

こうした苦痛を少しでもやわらげたいと思います。

「一個一個組み立て完成させてゆく」のではなく、「工程の単純なところで区切って全量こなす」×4回という周回プレイのほうが、手の単純動作の繰り返しになりますので、やりやすいかもしれません。(自分はやりやすかった)

このケースを量産する方の参考になれば幸いです。

[分業1] まず全量に折り目をつける

まず全量、「折り方」で説明している「折り目の付け方」までの工程を終わらせます。一枚終わったら開いておき、その状態で重ねていきます。 こんなふうに重ねてゆきます。


[分業2] 3箇所たたむ

次に全量、「たたみ1」「たたみ1」「むこうにたたむ」の3箇所をたたみ、その状態でまた重ねていきます。 この赤い線のところだけをたたみます。

重ねてゆくとこんなふうになります。


[分業3] 組み立てる

次に全量、「たたみ2」「たたみ3」「入れ込み4」を行います。
つまり1つずつ組み立て完了まで済ませるということです。

[分業4] CDを入れる

それからCDを入れます。
CDを入れる時は紙にひっかけてしまったり折れてしまったりすることがあるので、気を遣う作業です。なのでCDを入れるのは最後の工程にして、一枚ずつゆっくり丁寧に入れていくのがいいです。

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