「既製のCDのプラスチックケースだけ捨てて、代わりにこのA4CDケースにCDと印刷物を収納したい」という場合は、印刷物に合わせて折ってくれれば収容可能ですが、場合によります。
以下の例を参考に試してみてください。
○ジュエルケース用 印刷物
既製CDのジャケット・ブックレット(120mm*120mm)だったら収納可能です。折り目をつける時にCDを使うのではなく、ジャケット・ブックレットの方を差し込んで折ってください。
そうすれば、CDを使って折り目をつけるよりやや大きくできるはずです。
この時、ジャケット・ブックレットも一緒に折ってしまわないよう特に注意を払ってください!
○ジュエルケース用 インレイ
○マシキケース
既製CDのジャケット用の折り方で折ってインレイを収納しようとすると、当然ですがインレイがはみでます。なので、インレイも収納したい場合は、インレイの大きさでケースを折ってください。
しかしインレイは縦と横が同じ長さではないので、折り目を付ける段階で、インレイを左に傾けるか右に傾けるかで異なる形に仕上がります。
試してもらえればわかることですが、違いを簡単にまとめました。
また、マキシケースについてもインレイと同様の結果です。
△背を折って、長辺を左に傾けてセットして折り目を付ける
横長のケースになります。ただしこれには欠点が多く、●入れ込めるフラップの高さがとんでもなく低いので、捕獲強度が弱い。緩い。
●組み立て後のウラ面の重ね合わせが中央に来ない。(見た目だけの問題ではありますが)
●インレイの背の折り返しと、ケースの紙のふちがからまって、しまいにくい。しまいにくいだけならいいが緩いのもあいまって、ふとしたことで分解してしまいやすい。
●幅がCDの直径よりも広いので、CDの位置が固定されない
○背を折って、長辺を右に傾けてセットして折り目を付ける
縦長のケースになります。これは横長と違って●捕獲強度は通常通り
●組み立て後のウラ面の重ね合わせは中央にきます
●折り返しとふちの絡まりによるしまいにくさは似たようなもの
●幅はCDと同じ直径なので、CDをしまうことには問題がありません
×背を折らずに、長辺を左に傾けてセットして折り目を付ける
横長のケースに…なりません。これはダメです。入れ込めなくなります。
○背を折らずに、長辺を右に傾けてセットして折り目を付ける
縦長のケースになります。フラップが浮きますが、背を折らないものと比べて目立った違いはそのくらいです。ちゃんと検証すれば捕獲強度にも差があるかもしれませんが。
※所感
既製CDの代わりにこのケースを使っても、本当に「ただしまっているだけ」の収納ですので、見た目美しくありません。ジャケットやインレイなど印刷物を鑑賞するのに難が出ます。
省スペース保管を考えるのでしたら、こんなふうに中途半端なデザインで収納するよりも、これはやはりMEDIA PASSとか買う方がよいのではないでしょうか。
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